2021年は投資ブームなるものが世界ではおきていました。
そんな中日本でも多くの方がNISA口座を開設し投資を始め、コロナ相場に乗っかり資産を増やしていたんです。
2022年こそは私も!と意気込んでいる方には悪いですが、今年の相場は難しいぞと言われています。
昨年からつみたてNISAを始めた方、いまNISAに関心を持っている方に
2022年に心得ておくべきことを書いていきますのでぜひ最後まで読んでください!
NISAで投資をする人が爆増
上記の通り2022年はNISA口座開設数が爆増しました。
つみたてNISAってなに?という方は以下の記事を先に読んでみてください。
下図は、NISAの口座開設数の推移です。
2020年末から2021年9月までの9カ月間で約16%口座数が増えています。
この時点で1,000万口座を超えおり、それは日本国民の12人に1人がNISAの口座を開設しています。
若い人たちが資産運用に興味を持ち始めており、20-30代の資金流入が加速度的に増えています。私の体感ですと、20代の5人に1人はNISA口座を既に持っています。
2021年でNISAは儲かった
2021年のチャートをみてみましょう。
こちらはつみたてNISAで誰もが買う大人気商品「全米株式インデックスファンド」のチャートです。
1年間で40%以上の伸びを見せました!
ですので、100万円の元本が1月にあれば1年間で40万円以上返ってきたということになります。
20年間の平均が8〜11%ですので昨年が圧倒的な成績を残していることがわかります。
私の友人ですと6月くらいから毎月1、2万円程度のつみたての設定をして12月には25,000円程度の利益は出ていました。
要因を超簡単に説明すると、コロナ禍で世界的に株価が暴落をしました。そんな中、アメリカの企業は回復が早くなっていったというところです。
大規模な金融緩和を行ったことも大きな要因です。要は、アメリカの政府や銀行が経済を回すためにお金を個人や企業に配っていました。
これは補助輪をつけて自転車を漕いでいるイメージです。
これすごく大切なポイントです!
2022年はなぜNISAに逆風
2022年はNISAが逆風というのは、先ほど紹介した全米株式インデックスファンドのようなアメリカ全体を投資対象とするものがよくないかもしれないということです。
アメリカの株価は金融緩和によって上昇していったと説明しました。2022年はそれをやめると既に宣言されています。
株の天敵である金利の引き上げ、テーパリングが行われるのですが、とりあえず
政府と銀行が「そろそろ補助輪無しでもこげるやろ?」と迫ってきたと思ってください。
この状況になると株式市場から違う投資対象にお金が流れ始めるので、アメリカ全体を投資対象とするような商品は、全体的に株価が押し下げられていきます。
じゃあ2022年はつみたてNISAやめた方がいいのか?
答えはNOです
つみたてをやめないことが大切
つみたて投資で利益を出すには、適切な銘柄をロボットのように、長期で買うことが鉄則と言われています。
アメリカは今後も世界経済を牽引と考えられているので、経済成長もまだまだ見込める国です。
アメリカ全体を投資対象とした商品で、20年以上長期的につみたて投資をした場合、過去100年でマイナスになった事がないという検証結果も出ています。
なので長期で見れば、1年程度の短期的な株価の下落は逆に安く変えるチャンスになります。
株価の下落局面では買うのを止めて、上昇局面でのみ買うという行為をつみたて投資でしてしまうと利益を生み出せません。
(そもそもいつ、どれだけ上がるのか、下がるのかを完璧に予測できる人はいません)
2022年は耐える年
昨年つみたてNISA儲けて、株なんて簡単!と思っていた方も身が引き締まったのではないでしょうか。
基本に忠実に!
長期・つみたて・分散を!
最後まで読んでいただきありがとうございました!