マネリテブログ

2年目サラリーマントレーダーのお金の知識をあげるブログです💁‍♂️

NISAで配当金をもらうのは愚行だと気づいた話

投資を始めたばかりの方や、まだ始めてない方からすると「配当金が欲しい!」と漠然と思うものです。

しかし、NISAを利用した投資でこれはNG行為です。これは意外と教えてくれる方が少なく、私も投資を始めたばかりの頃行なっていた間違いでした。

今回はNISAで配当金をもらうべきでない理由を簡単に説明するので最後まで読んでみてください!

 

NISAは入金額が制限されている

お金イラスト/無料イラストなら「イラストAC」

NISAには一般NISA、つみたてNISA、ジュニアNISAの3種類あります。大きな違いは入金可能期間と入金可能額です。

つみたてNISAであれば20年間毎年40万円の入金で生み出された利益が非課税になります。40万円が1年後50万円になれば10万円分の利益がそのまま手元に入りますし、80万円になっていれば40万円分の利益がそのまま手元に入ります。

本来であれば利益の20%を納税しなければいけないのでNISAが人気となっているんです。

配当金を出さないメリット

NISAで投資信託を買うときは「分配金を再投資」を選択した方がいいんです。そもそも「分配金(配当金)なし」となっている商品も少なくないです。

投資というのは①株価の値上がり②配当金の2つで利益を出します。①+②の合計が皆さんの利益です。分配金が無しだからといって投資信託は②を自分のポケットにしまうことはしません。

しかし、配当金を受け取って再度そのお金を投資に回すとNISA枠を再度使うことになります。

しかし配当金を受け取らずに再投資する設定にするとNISA枠を新たに使用せずに非課税の投資額を増やすことができます。

下図を見てみましょう。①が10%②が2%で運用した場合のシミュレーションです。

基本条件は①のみで配当を受け取り続けた場合

比較条件1は①と②の合計で、配当を再投資し続けた場合です。

f:id:KaitO:20210912111420p:plain

楽天証券 つみたてシミュレーション

年間2%の差ですが、20年後には約760万円の差が生まれています。例えば配当を受け取ってから再度課税枠で投資していた場合

760万円 × 20%の税金 = 約150万円を納税する必要があります。

同じ商品に同じ期間投資をしていても、最初の設定を間違えたらこれだけの差が生まれるんです。

VTIを買うのをやめた

以前までは私はVTIというETFを買っていました。これはアメリカ3500社に分散投資できる銘柄で長期的な視点で購入していましたが、この銘柄は配当を再投資する設定ができないんです!

それに気づいてからは、投資信託楽天・全米株式インデックスファンド」もしくはeMAXIS Slim全米株式(S&P500)を購入するようにしています。

まとめ

長期投資を前提に運用していると毎年の数パーセントの違いが、最終的に大きな差になってきます。

つみたてNISAは銘柄を途中で変更することも可能なので一度自分の買っている商品の分配金をチェックしてみてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました!