大好評の「あの有名な会社の株を買ってみたらどうなるんだろう」企画です！
今回は2回目の登場Appleです！前回記事から4ヶ月ほど経過した今Apple株で稼げることはできたのか検証していきます。
前回から決算を1回跨いでいますので、決算についてもみていきましょう。
この記事を読むとApple株で稼げるのか、また簡単な決算の見方がわかるのでぜひ最後まで読んでみてくだい！
Apple株は儲かるのか？
早速現在の成績を見てみましょう！
購入時1株 ＄131.64
1ヶ月時点 ＄126.85(-3.3％)
現在1株 ＄151.83（+15.3%)
7株保有中 合計+＄141.28
配当金 ＄1.12
前回の記事（購入後1ヶ月)の時点では−3.3％でしたので、3ヶ月半の間に18％ほど上昇しました。年間10％の利益があれば及第点と考えられる投資の世界ですので、なかなか伸びていると感じています。
決算の振り返り
私は決算が良かった企業を買って、悪い決算が出るまで持ち続ける1番手堅いであろう投資手法をとっています。その大事な決算が7月末に出ていましたので早速見てみましょう！
決算を見る際に大切なのは、決算発表前に出される市場予想より良いかという点ですので注目してみてください。
（４－６月・第３四半期）
・1株あたりの利益(EPS)：1.30ドル（予想：1.01ドル）
・売上高：814.3億ドル（予想：738.2億ドル）
大切な利益、売上は予想を大幅に上回っています。今後の見通し（ガイダンス）は発表されませんでしたが、悪いところがない決算と評価されました。
Mac、MacBook、ipadに自社開発のM1チップを搭載したことで、ハードウェアの機能向上と価格ダウンを実現できました。製品別の売り上げを見ても全てが予想の数字を大きく超えています。
製品:$639.5億 予想:$581.8億 +9.9%
iPhone $395.7億 予想:$345.6億）+14%
Mac：$82.4億 予想:$79.9億 +3%
ipad：$73.7億 予想:$71.3億）+3.3%
その他:$87.8億 予想:$76.2億 +15%
サービス:$174.9億 予想:$163.2億 +7%
バブル崩壊警戒で大型株に集中
決算が良かったという理由以外にApple株が上昇したと考えられるのは、投資家がバブル崩壊を警戒しているということです。アメリカではコロナによる金融緩和の影響を受けてダウ、S＆P500、ナスダックなど全ての指標が過去最高値を更新し続けています。
そこで「株価の上がったし金融緩和やめようかな」とアメリカの中央銀行が考えているわけです。ここではその方法は気にしなくていいですが、投資家はその中央銀行の金融緩和から金融引き締めになるタイミングを探っています。
金融引き締めが始まると、一時的な株価の暴落が始まると言われています。マイナーで小さい会社の株は売りたくても買い手が見つからない状況になります。株は売り手の買い手がいて取引が成立しますからね。
一方Appleのような大きな会社は、暴落したとしても途中で買い手は見つかります。「安いうちに買っとこう」といった考えからです。なのでバブル崩壊が怖いけれど、ギリギリまで儲けたい！でも売れるときにスパッと売りたい！このような心理も株価押し上げにつながった可能性が高いです。
今後の展望
Appleは主力のiPhone以外の成長がうまくいっています。この流れは今後も続きそうです。懸念点があるとすれば、半導体不足で供給が追いつかないこと、半導体各社が大幅な値上げに踏み切っていることです。これが商品価格や利益率に大きな影響を与えるのは必須です。
しかし、Appleはこれまでも多くの困難を乗り越えてきていますので、今回の問題をどう乗り越えるのかという視点で由木の決算を楽しみにしています！
最後まで読んでいただきありがとうございました！
