今回は銀行にお金を預ける理由が変化しているって本当?という質問に回答します!
また、今と昔の銀行の仕組みを比較して、銀行預金に変わる新しい考え方を解説していきます。
今日もお金に強くなっていきましょう!
銀行預金の考え方
バブル世代以前
バブル世代以前は金利で利息を得るために多くの人が銀行にお金を預けていました。
これはどういうことなのでしょうか。
まず下図ゆうちょ銀行等の金利推移を見てください。
この統計によると1970年〜1980年代前半では10年定期預金は最大12%、通常の貯金は最大4%になっています。
10年定期預金では12万円
いつでも引き出せるお金でも4万円
増えていたんです。
このように、銀行にお金を預けているだけで旅行に1回行けるくらいのリターンを得られた時代が日本にもありました。
元本がほぼ保証されている銀行でこれだけリターンがあれば銀行にお金を預けたくなる気持ちもわかりますよね。
平成生まれ
私も含めた平成生まれは銀行にお金を預ける理由は
ATMで必要な分だけいつでもATM引き出せる
という人が多い傾向にあります。
そもそもATM自体1970年あたりから普及し、
高度経済成長期に銀行が多くの会社に多くのお金を融資したいからこそATMが急速に広がったと言われています。
その理屈はこうです。
ATMがあれば給与は手渡しの必要がなくなり振り込みにできる
↓
振り込みであれば必要な分だけみんなが引き出す
↓
みんなが引き出さなかったお金は融資(お金を貸す)に回して利息で儲ける
こんな感じです。
先程の図をもう一度見てください。
1999年から0金利政策が始まり銀行にお金を預けても
お金がほぼ増えない仕組みとなり
2021年のゆうちょ銀行の金利は…
通常貯蓄金利0.001%
定期預金金利0.002%
通常の預金でも100万円預けてたら4万円増えていたのが
今は1,000円しか増えません
それでも!
平成生まれは、ATMがあって普通の時代を生きていますし
そもそも金利高かった時代も知らないので
利息が少ないことをマイナスに感じるのではなく
ATMで引き出せるし便利だね!とお金を銀行に預けます。
銀行預金の代替えにVTIを
銀行にお金を預けてもお金が増えない時代になりましたが
お金を増やす他の方法も出てきています。
それが株式投資です。
「株式投資なんて危ない!」
なんて声が聞こえてきますね。
そうなんです。
株は元本保証されていませんし
会社の勉強もしないといけませんからね!
でもそんな
リスクは取りたくない、勉強したくない人向けの
銘柄があるのを知っていますか?
それが下図のVTIという銘柄です。
この銘柄はアメリカに上場している約3500社のセットです。
「どの企業が伸びるかはわかんないけどアメリカ全体では今後も経済成長するでしょ!」
と考える方が投資する銘柄で1流投資家も好んで投資しています。
過去20年間では一時的にマイナスに動くタイミングはありますが、長期の目線で見ると右肩上がりが続いているのがわかります。
そして20年間で見ると3倍の値をつけています
これを見ても危険だと思う方は絶対に投資しないほうがいいです。
これを見て良いかも?と思った方はVTIについて自分自身で1回調べてみてください!
VTIの買い方
①ネット証券で証券口座を開設(とりあえずは楽天証券)
②楽天証券のアプリ【i SPEED】をインストール
③i SPEEDを開く
④【検索】でVTIと調べる
⑤最後に右上の注文を押すと注文画面に移動します。
簡単ですね!
まとめ
銀行にお金を預けていればお金が増えていた時代は終わりましたが、お金を増やす方法は多様化してきました。
その1つとして今回VTIをご紹介しました。
VTIは預金と言われてるほど安定的な成長をしています。
しかし株式投資であるということには変わりありません。
自分で調べて自己判断、自己責任で投資することを大切にしましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!