株式投資を始めたはいいけど中・長期的な取引をするべきなのか、短期的な取引をするべきなのかわからないですよね。また、どんな株が将来的に伸びるのかという認識が曖昧だったりします。
今回は、私自身の失敗も交えながら株初心者が取るべき投資戦略についてお伝えしていきます。
この記事を読めば、株初心者の方のありがちな失敗をなくすことができますのでぜひ最後まで読んでみてください！
短期投資は難易度が高い
投資家というとチャートと睨めっこしているイメージを持っていませんか？そのような方の多くはデイトレードをしていることが多いです。デイトレードとは数時間〜数日の間に売りと買いを行う投資方法です。よくいう短期投資というのはこのことです。
でもこの投資方法すごく難しいです。株価は波をうちながら変動します。短期投資で儲けるには１つ１つの波の底、天井を読む必要があります。そこにはチャート分析の知識がないとできません。
感覚的に「そろそろ上がりそう」なんて理由でトレードしているとたまたま勝つことはできても、勝ち続けることは至極困難です。
中・長期投資は大きな動きを読めばいい
一方中•長期投資を行う際に重要なのは会社の業績を見る力です。３ヶ月に１度ある決算を確認して、「市場予想に対してしっかり結果を出しているのか」「成長は鈍化していないのか」そんな点に着目をします。
なかなか株価が上がらない会社も良い決算を何度も・何度も・何度も続ければ市場に認められて株価は上がります。短期的な下落も自分の損切りラインさえ切らなければ持ち続けます。
株価は波を打ちながら変動しますが、いくつもの波を超えて最終的にプラスで終われば利益を生み出せます。
投資家の８割は負ける
投資家の８割は負けると言われているのをご存知ですか？これはよく本やニュースで取り上げられています。しかし、これらの多くは十分な知識のないうちから始めた短期投資だと私は思っています。
過去の記事で紹介している米約3500社に分散投資できる銘柄「VTI」は20年間保有していた場合損をしていた局面が今までないんです。損をしないどころか20年以上の長期投資であれば年平均7~10％程度の利益が期待できるというデータが出ています。そのような銘柄があるのにも関わらずなぜ負けるのか。それは「集中的に・短期・スポット」での取引をしてしまうからです！
勝率を上げる投資の鉄則は「分散・長期・つみたて」です。初心者のうちはこれを徹底し、どうしても短期での取引をしたい方は、知識がついてきたところで資産の10％〜20％は短期投資で遊んでみる、そんな方法が良いかもしれませんね。
マネリテブログの失敗
私自身、株を始めた頃にストーリーに惹かれた投資が多くよく損をしていました。
例えば、「ワクチンの研究が始まった」という理由でもう買っていました（笑）未だ成果が出るかもわからないし、どれほど利益が出るのかも公算がない中で全力で買いに走りました。
そのような時って短期的な上昇はあっても、成果が出てこなかったり、他社に開発を先２個された場合に暴落してしまうんです。これは100％の利益を取りにいった際の失敗です。
この場合、凄腕の投資家の方々はすぐに飛び付かずに様子を見る場合が多いです。70％の利益でいいので勝率を上げていきます。なのである程度、開発に成功するだろうとなったタイミングで買いに入ります。
100％の利益を取りに行っていた頃は本当に負けが多かったです（笑）
まとめ
せっかく株をするなら１発逆転を狙いたい！僕もその一人でした。でもその欲を捨てて、安定した資産形成をねらうと８割が負ける世界で２割の負けない側に立つ可能性を上げられると僕は思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました！
