つみたてNISAなどを始めて個別株にも興味が出てきた方もいるんじゃないでしょうか。
でも「あの難しそうなチャートなんてわかんないし」と思いますよね。
確かにチャートを読むのは簡単ではありません。私もこれまで何回も読み間違えて損を作りました笑
しかし、その経験から「このパターンはかなり高確率で利益を出せる!」と思うチャート【新値買い】について解説します。
最後まで読めば個別株投資の第一歩を踏み出せるきっかけになると思いますので是非最後まで読んでみてください!
v
チャートを読むとは?
まず手短に前提条件を説明させてください。手短にまとめるので飛ばさずに読んでください!
先ほどからチャートを読むと記していますが、業界用語としてはテクニカル分析と言います。よく「テクニカル」と略されます。
一方、テクニカル分析の反対で企業業績を中心にトレードをすることをファンダメンタル分析と言います。よく「ファンダメンタル」と略されます。
私のように中長期で取引を行う場合はファンダメンタルとテクニカルの両方を使用します。
まずファンダメンタルがいい会社=業績がいい会社のチャートのみを追います。そしてテクニカル的にいいタイミングが来たら買って中長期で保有します。
今回は「新高値買い」について解説しますが、他にも「カップウィズハンドル」のような有名な買いのパターンがあります。
超シンプルな新高値買い
新高値買いとか上場来高値の時に買うことを意味します。上場来高値とはその会社が上場してから株価が一番高くなったという意味です。
チャート見てみましょう!
青の線が2本ありますがそれは当時の新高値ラインです。
新高値ラインで反発して下に押し返されることはよくあります。この線で抵抗されるんですよね。しかし一度抜けてしまえば”グングン”上へ伸びていきます。
2回目の新高値ラインも上抜けした後勢いよく株価は伸びています。
ちなみに、ラクスは5年以上売上、純利益が20%〜35%伸びている会社です。ファンダメンタルがいいのでテクニカルで次にトレードするタイミングを伺っていた銘柄でした。
次はみなさんに馴染みのある会社を見てみましょう!
マイクロソフトの新値買い
マイクロソフトはExcelやWordなどofficeを提供する会社です。
チャートを見てみましょう!
マイクロソフトは大人気銘柄で長年右肩上がりしている銘柄の1つです。そのような銘柄でも新高値の際には勢いよく値動きがよくなる傾向があります。
下から1本目の青線$190を抜けた後には$230付近まで一気に約20%の上昇
2本目$230を抜けた後には$260まで約13%の上昇があり
3本目$260を抜けたあとは現在$304まで約16%上昇しています。
新高値は更新すると、このように勢いよく上に抜けていくことが多いです。
なぜ新高値買いは上昇しやすいのか
新高値=株価上昇って最初は不思議ですよね。実はこれには投資家たちのある状況が管理影響しているんです。
新高値=上場してから1番高い株価ということは誰も損をしている人がいない環境ということです。通常であれば損していたけど株価が上がってきて損が減る、もしくは損がなくなったタイミングで売りたいという層が市場にいます。新高値はこの層がいないということが通常の場合と違う点ですね。
売るタイミングを考えておく
私はよく「買った理由を忘れてはいけない」と過去の記事で書いています。短期投資狙いで買ったのに株価が下がると長期的には伸びそう!と思って売らないことってよくあるんです。僕も経験ありです笑
新高値が理由で買った場合、新高値を更新できなさそうになった時に売ることが定石となります。新高値を更新できなさそうなタイミングとは、前回の高値を下回った時を指します。
マイクロソフトであれば1本目の線を超えたタイミングで市場に参加します。さらに上へ向かって進んでいきますが、勢いが止まって1本目の青線を下抜けしたとします。これは売りのサインです。
2−3本目の間にいるのであれば2本目を下抜けしたときがサインとなります。難しくないですよね?
まとめ
新高値買いについて理解できましたか?
このようなテクニカルで勝率を上げるには業績を見ることも大切です。小手先の技だけでなく、企業を分析する力も大切です。新高値だから絶対大丈夫なんてことはありません。
総合的な判断の一つとして新高値買いをみなさんがちかてくれれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!