今回の記事は、投資をこれまでしたことない方や始めたばかりの方に向けたものです。
私が株式投資初心者に最初に贈るアドバイスは、「下がった時に買うな」です。初心者が間違って認識している株の買い時について書いていくので、ぜひ最後まで読んでみてください!
株価の仕組み
会社の株価って儲かっている会社が常に上がりそうですよね?私も投資を始めた頃はそう思っていました。しかし、実際に儲かっている会社、成長しそうな会社に投資していましたが資産が減るばかりでした。
私なりの考えですが、株価というのは、長期金利、短期金利、業績、その時注目されている市場、期待値、地政学リスク、外交など、、、これらの噛み合わせで決まるというところに行き着きました。
例えば、赤字だけど注目されているIT関連の会社だから株価が上昇する。
急成長中だけど、金利が高くなった影響で暴落する。こんなことはよくあることなんです。
市場の頭と尻尾はくれてやれ
「市場の頭と尻尾はくれてやれ」これは投資業界の格言です。全ての株式投資の本に載っているほど基本的なことです。
初心者ほど、一番安いときに買って一番高いところで売ろうとします。しかし、一番底と天井を当てるのは、プロでも困難であるといいます。そうであるならば、なぜ初心者がそれを予想することって”凄く 凄く 凄く”難しいことということがわかりますよね。
私の経験上ですが、株価が上を向いてきたタイミングで買い、下を向いたタイミングで売る”順張り”手堅い手法が最も難易度が低い投資方法です。
一方、株価が下がる中で「そろそろ上がるだろう」と思って、安いところで買ういわゆる”逆張り”手法は難易度が非常に高いです(長期投資は除く)
前者の特徴は難易度が低めで、リターンはそこそこ、勝率高め
後者の特徴は難易度が高めで、リターンは大きく、勝率が低め
実は、株式投資をする8割の人が損を出していると言います。「そろそろ反転するだろう」となんとなくやっていては勝てない世界みたいです。たまたま勝てたとしても、そこにロジックがなければ再現性なく、勝ち続けることができません。
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長期投資はつみたてが全て
ここまで読んで、「つみたてNISAをしてるんだけど負けちゃうの?!」と考えた方もいるかもしれませんが、心配いりません。10年〜20年間の目線で行なっている長期投資のつみたてNISAでは、最初の銘柄選択を適切に行い、つみたて続けることができれば問題ありません。
今回の記事は、あくまでも個別株を短期〜中期の期間で売買する方が対象です。長期目線で伸びると思っている銘柄が、一時的要因で暴落しているのであれば、それは正しく買い時です。つみたて投資はドルコスト平均法をとることができるので、その買い時すら考える必要はありません!
投資スタイルは人それぞれ
ここまで独断と偏見で投資方法について語りましたが、最終的には自分に合った方法を見つけることが大切です。私にとって、株価が下がっているときに買うことは難しいスタイルですが、それが得意な方もいます。
少しでも多くのリターンを取りたいからんだ!という方は、その道が難易度の高いということを理解し、真剣に取り組んでいくことが必要ということだけ頭に入れておきましょう!
以上です!
最後まで読んでいただきありがとうございました!