今回は個人年金とも言われるつみたてNISA(ニーサ)の基本的な知識について解説します。
この記事を読むと
・そもそも株って何?
・つみたてNISAとは何か
・なぜ注目されているのか
・何をすればいいのか
以上の4点を学ぶことができますので、是非最後まで読んでください!
そもそも株ってなに?
仕組み
大きな企業は成長するためにお金を必要としています。そこで自社で株という会社の権利を一部売ることで資金調達をして設備投資や事業投資の足しにします。
加えて上場することで社会的信用も上がります。
例えば就職活動の時に「一部上場企業!」とアピールしている企業を見かけませんでしたか?
あれは上場企業=世間的に認められてるといった考えを活用しているんですね。
上場するには財務的に厳しい審査の通過が必要なので間違ってはないですね。
つみたてNISAとは何か
一言で言うと株です。
東証やマザーズといった上場している企業の株を買って、今あるお金を増やしていこうよ!といったところです。
ただ普通の株と違う点が2つあります。
儲かった金額の一部の税金を払わなくていい
具体的に言うと年間40万円まで買った株ででた利益を20年間払わなくてよくなるんです。
例えば10万円で買った株が100万円になったとすると利益の約20%を税金として納める必要があります。
100万円ー10万円=90万円
90万円×20%=18万円
つまり90万円の利益が出たのに18万円の納税が必要なんです!
しかし、NISAという制度ができた現在この18万円を払わなくていいよ!って日本政府が決めてくれたんですよ(超優しい)。
つみたてNISAは投資信託しか買えない
でも株なんてわかんないし…という方が博打しなくていいように、つみたてNISAでは投資信託が発売する商品しか買えないようになっています。
投資信託とは、投資のプロがみんなからお金を集めて代わりに株の売買を行ってくれる機関のことを言います。
投資信託が発売している商品は
アメリカ株中心!
世界中の債権中心!
先進国の株中心!
といった具合に発売されているので、投資信託に何を買ってもらうかという方向性だけは自分で決めます。私のおすすめはアメリカ優良企業500社のパックS&P500です。今アメリカで一番いいとされている商品ですので気になる方は調べてみてください!
なぜNISAが注目されているのか
NISAが注目されている理由は年金問題と関係があるからです。
高齢化が進む日本で自分たちの老後に年金がもらえるかどうかわからないですよね。国もそれは不安なんです。
そこで国は「年金払えるかわからんし、税金免除するからお金自分らでなんとかしてー」的なノリでこのNISA制度を作ったんですね(こんな軽くない笑)
それがNISAが個人年金と言われる所以なんです。
逆に、「NISAを利用して資産形成をやらないと知らないよ?」って言ってるのと同じだと思いませんか?
日本は資本主義です。そんなの知らなかったよーって将来泣きついても知らない人が悪いんです。
何をすればいいのか
つみたてNISAを始めるために何をすればいいのかを簡潔に言います。
楽天証券で口座を開設します。
諸々登録作業をしているとつみたてNISAを申請しますか?と出るので申請します。
大体2週間以内に口座開設完了の通知が来るのでそれを待ちます。
以上です。
ん?それだけ?と思った方
それだけです。
とにかく一刻も早く口座を作りましょう。投資をやりたいと言ってやってない人の99%は証券口座を持っていません。ここハードル高いんですよね。
しかし、正直口座開設をしなければ株の勉強も身が入りません。
口座を作るのは無料。維持費もなし。
とりあえず作っちゃいましょう!!
どこの株を買うとか、投資信託を買うとかはその後考えればいいんです。
まとめ
つみたてNISAが注目されている理由が分かりましたか?
国がこんなに国民が得する制度なかなか作りませんよね。裏を返せばそれだけ国も焦っているんですよね。
みなさんもつみたてNISAを勉強して将来の資産形成を始めてみてください!!
以下私が株の勉強に使用した本のリンクも貼っておきますので気になる方は是非ご覧ください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!