今回は
日本人が自由に使えるお金がなくなっている事
使えるお金を増やす方法について解説していきます。
お金に強くなって少しでも自由に使えるお金を獲得しましょう!
日本人の給料は何十年も伸びてない
まずは下の図を確認してください。
各国の18年間の平均年収の推移です。
多くの国が右肩上がりで伸びている中、日本は低水準、低成長です。
2018年のOECD(経済協力機構)によると、日本の平均年収は加盟国35ヵ国中19位。
先進国の中でかなり置いていかれる形をとっています。
社会保障が充実してるから大丈夫?
給料が世界的に伸びてないけど日本は社会保障が充実してるから大丈夫!と考える方もいますよね。
それ間違っていませんが、同じ社会保障を受けるための値段が上がってるのを知っていますか?
年収1000万円サラリーマンの家庭(妻、子供2人)の手取り額は
2000年:800万円
2020年:720万円
このように同じ金額を稼いでも80万円も使える額が変わるんです!
80万円あったら家族で毎年豪華海外旅行に行けますね(笑)
手取りが減った要因としては社会保険料の値上げや定率減税の廃止など各種制度の変更による影響です。
詳しくはこの動画を↓
第230回 【見たい景色はもう見れない?】年収1,000万円の価値がどんどん下がっていく時代背景について解説【お金の勉強 初級編 】 - YouTube
平均給料は上がらない、手取りは減る、仕事のモチベーションはあがらないって負のサイクルですよね(笑)
お金の価値が下がる
手取りが減っている問題もありますが、もう1つ厄介なものがあります。それはインフレです。
インフレが起きるとこれまでと同じものが同じ値段で買えなくなります。
「菅さんインフレ止めてよ〜」と言いたいところですが
経済成長のためにインフレは必須なので、政府は
経済成長→インフレ→給与UP
というサイクルを期待してジャンジャン金融緩和を行なっています(金利を下げるなど)。
これであればインフレが起きても国民の給与も同時に上がってますからいいサイクルと言えるんですね。
しかし日本は
ちょっと経済成長→ちょっとインフレ→給与変化なし
というようなサイクルで国民が損しています。
こうなれば手取りは減って、物価は高くてという貧乏バブルパンチですね🤛🤛
対策
節税をする
これは脱税じゃないので間違えないでくださいね。
節税は今あるルールを使って払わなくていいものを作るという事です。
例えば医療控除です。
10万円以上の医療費を支払った場合、その一部が帰ってくるというものです。診療費、治療費、薬代など対象は多いですし、家族まとめで10万円を越せばいいので数万円程度返ってくるケースもよくあるみたいです。
次にふるさと納税も実質節税になります。
来年支払う分の税金をふるさと納税として数千円相当の返納品をいただくことができます。
食品から高級寝具まであるのでどうせ税金を納めるなら返納品を!
ちなみに私はゴルフボール1ダースにしました(笑)
価値が下がらないものに投資する
そもそもインフレというのは、通貨の価値が下がって起こります。
難しいことは割愛しますが
日本のインフレ率は年間0.5%くらいだと思ってください。
これは皆さんの100万円は翌年に99万9500円の価値になっていくと思ってください。
現金を持ち続けるのではなく、このインフレ率以上のものに投資をしておけば皆さんの資産の価値は下がりません。
だから多くの方々が株式や金などに投資をしているんです!
そんなものお金持ちしか知らない情報でしょ?と考えたあなた!
そんなことありません!!
例えば、米国優良500社をまとめて分散投資する投資信託に20年間長期の資産運用として預けると年間3~5%ほどの資産増加が見込めます。
これはS&P500の数値ですが、VOOとかQQQとかVTIと皆さん調べてみてください。
お金持ちしか知らないものではなく、調べたらそんな銘柄いくらでもあるんです。
まとめ
日本が貧乏という話から、自分が貧乏にならないための話をしてきましたが理解できましたか?
節税して、資産運用してお金に強くなっていきましょう!!
インフレについての解説はまたさせていただきます!
最後にお金に強くなれる本のリンクを添付するので是非覗いてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。